SAP S/4HANA 移行への
新たな視点
「BLUEFIELD アプローチ」


<アマゾン ウェブ サービス ジャパン主催>
2021年5月19日(水)15:00 開始



SAPによるERPソフトウェアの保守サポート終了、いわゆる「SAP2027年問題」が迫っています。先送りにされがちな課題ですが、経営とITのレベルを引き上げるために対応は不可避です。

SAP S/4HANAへの移行手法として、従来の資産をそのまま利用する「Brownfield」と、それまでの資産を捨てて新しくS/4HANAに基幹業務システムを構築する「Greenfield」が知られていますが、BrownfieldS/4HANAの新機能を十分に活用できません。一方Greenfieldは、ビジネスプロセスの見直しや新機能の活用が可能になる半面、業務への影響やIT部門の負荷が高く、プロジェクト期間の長期化の可能性があります。

2つの手法に対してのハイブリッドとして注目されているのが、SNP社の「BLUEFIELD™アプローチ」(SAP S/4HANA Selective Data Transition)です。この手法は、移行対象をシステム設定に関わる部分と登録済みのデータに関わる部分とに分けて考え、システム設定に関わる部分を先行して構築し、データに関わる部分は必要性を判断しながら段階的に移行する方法で、コストを抑えた短期間の導入と新機能の活用が両立できます。

本セッションでは、SAP S/4HANA移行のエキスパートであるBeeXNTTデータ グローバルソリューションズ、SNP Japan3社から移行検討にあたっての要諦、具体事例を踏まえ、BLUEFIELD™アプローチを紹介します。

是非、ご参加をお待ちしております。

アジェンダ:


セッション1)ご挨拶

       アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 大野 貴弘


セッション2)インフラ視点から見るS/4HANA移行ロードマップの描き方
       株式会社BeeX 代表取締役社長 広木 太 氏

       S/4HANAを稼働させるプラットフォームの選択・S/4HANAの移行方式など、
       S/4HANAの移行先・移行方法について具体的な検討を行えていないお客さまが、
       まだまだ多くいらっしゃる状況かと思います。
       本セッションでは、主にインフラ/BASIS視点からS/4HANA移行先・移行方法について整理するとともに、
       S/4HANA移行開始まで実施すべきことについてパターン別でお話をいたします。


セッション3)BLUEFIELD™、Crystal Bridgeのご紹介
       株式会社SNP Japan CTO 横山 公一 氏

       SNP BLUEFIELDは、次のようなお客様の課題群へのソリューションでもあり、
       本セッションにてS/4HANAへの移行とともにこれらの課題解決について解説いたします。

       【お客様の課題群】

        ・新しい総勘定元帳はまだ未実装
        ・EHP8.0まで適用していない
        ・Unicodeは未実装
        ・管理領域の統合を検討
        ・勘定科目の変更を検討
        ・複数インスタンス(システム)の統合
        ・会社コードのマージ
        ・移行時間の短縮、Near Zero Downtime
        ・クラウドに移行 etc.


セッション4) BLUEFIELD™ を活用した移行事例のご紹介
       株式会社NTTデータグローバルソリューションズ
       ゼネラルビジネス事業部 統括部長 大坂 剛弘 氏

       NTTデータGSLは、国内で初めて「BLUEFIELD™」のSAP S/4HANAコンバージョンPJを成功させました。
       本セッションでは、SAP S/4HANAコンバージョンPJの概要をお伝えするとともに
       SNP社の「Crystal Bridge」を活用したSelective Data TransitionBLUEFIELD)方式の優位性について
       分かり易くご紹介致します。