市場競争の激化や消費者ニーズの目まぐるしい変化に対応するデジタル変革 (DX)を実現するには、高い可用性を担保しながら開発スピードを加速できる俊敏性を手に入れ、生産性向上とコスト削減を両立し、継続的なビジネスイノベーションを起こし続けるシステム基盤の構築が必要です。しかしながら、IT 人材不足の深刻化に伴い、アプリケーションを自社で開発・運用するためのスキルやリソースを確保することができず、新しいアーキテクチャやソフトウェア配信パターン、運用モデルを導入することが難しい状況になりつつあります。

変化のスピードに迅速に対応できる、いわゆるモダンなアーキテクチャのアプリケーション開発環境を整えるために、 DX を実行するための一つの方法としても取り上げられている「内製化」への取組み自体が進まないケースも少なくありません。これらのリスクを回避するためにも、AWS のサービスを熟知し、モダンアプリケーション開発に豊富な知見を持つ AWS パートナーと伴走し、共同で課題解決に取り組みながら内製化を進めていくことが、現実的な一つの選択肢となっています。

本イベントでは、モダンアプリケーション開発に高い専門性を持つ AWS パートナーが、その専門性を活用して、どのようにお客様のビジネス課題を解決し、DX を実現しているのか、具体的な実装例や成功例を元に詳しく解説させていただきます。レガシーシステムから脱却し、DXの取り組みをさらに加速させるために、専門的なソリューション分野で信頼できる AWS パートナーの知見や実績をぜひご確認ください。

セッション概要

内容:昨今、DXレポートなどをはじめとしてデジタルトランスフォーメーションについての注目度が高まっています。DXレポート2.1で触れられているように、 お客様による「内製化」はデジタルトランスフォーメーションを実現するための一つの選択肢に位置づけられています。本セッションでは、改めてなぜ内製化が注目されているのか、お客様が内製化にあたってどのような観点を考える必要があるかについてご説明いたします。 またAWSは、AWSに対する深い知見と多くの経験を持ち、ユーザー企業の内製化を支援するためのソリューションを持った AWS パートナーを日本独自に「内製化支援推進 AWS パートナー」と位置づけております。お客様による「内製化」を推進するにあたって、AWS パートナーと共同で取り組む選択肢についても合わせてご説明いたします。

登壇者:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パートナーアライアンス統括本部 シニアパートナーソリューションアーキテクト 髙橋 達矢


アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社

内容:近年、社内アプリケーションのモダナイゼーションは、ビジネスの競争力を高めるために重要な取り組みとなっています。本セッションでは、内製化や社内のデジタル人材育成と並行して、AWS を活用したアプリケーションのモダナイゼーションに取り組まれている戸田建設株式会社様の事例を交えて、AWS を活用した先進的なアプリ開発プロジェクトの進め方をご紹介します。AWS のマネージドサービスやサーバレスを活用したモダンなアーキテクチャ、外部ベンダーに依存しないデジタル資産管理体制の構築、アジャイル開発、DevOpsの実現などに興味のあるお客様必見の内容です。

登壇者:NCDC株式会社 エンジニアリングマネージャー 茨木 啓太

NCDC株式会社

内容:クラウドバイデフォルト、クラウドファーストの潮流で、クラウドネイティブアプリケーション開発の必要性が高まっている中、NECではメソッドを整備し適用をサポートしています。提案・計画段階からサービス稼働までの一連のプロセス・タスクを見通せるよう一覧化し、検討・検証といった準備作業を上流で実施することによりリスク削減を図り、AP開発者がクラウドプラットフォームを意識した設計・実装を行う後押しするなど、ノウハウを整理しています。この中で特に重要になる、アプリケーションアーキテクチャの設計、DevOpsの肝となるCI/CDパイプラインの設計について詳しくご紹介します。

登壇者:日本電気株式会社 ソフトウェア&システムエンジニアリング統括部 主任 佐々木 裕

NEC

内容:多くのエンジニアが、AWS 環境でのアクセスやシークレットキーの管理で複雑な状況に遭遇しています。ほとんどの場合、開発者は自分自身で鍵のセットを作成し、監視なしに好きな場所で使用できる権限を与えられています。そのため、鍵が誤ってGitリポジトリにアップロードされたり、アプリ自体にハードコーディングされたりする可能性があります。 本セッションでは、HashiCorp Vaultを活用して、AWS で使用されるシークレットのライフサイクル(アクセスキーとシークレットキーの作成、削除、有効期限、ロギング、ローテーションなど)を包括的に管理する方法についてご紹介します。

登壇者:HashiCorp Japan株式会社Senior Solutions Engineer前田 友樹

HashiCorp Japan株式会社

内容:本セッションでは、AWS のモダナイゼーションアーキテクチャを活用して、オンプレミス環境での使用を想定した従来型のパッケージ製品をSaaS化する際のポイントについて解説いたします。AWS の200以上のサービスラインナップを活用し、俊敏性、拡張性、開発効率性、メンテナンス性などを担保しつつ、運用負荷を削減し、競争力を高める新たな顧客価値を生み出すことができるのか、その重要性と方法について実例を交えて詳しくご説明いたします。SaaS化を検討している、あるいはSaaS化を検討しているものの、知識・リソース不足で思うように進められないなどの課題やお悩みを抱えているB to B SaaSサービス開発・運用に携わる方にぜひご参加いただきたいセッションです。

登壇者:株式会社アンチパターン 代表取締役 小笹 佑京

株式会社アンチパターン

内容:デジタルアーカイブシステムの開発事例を通じて、モダンアプリケーション開発の基本的な考え方と技術の選定方法について説明します。本システムはデータ量やメディアの多彩さに特徴があり、技術や処理方式の選定が極めて重要でした。これらを意識した進め方の要点を交えながら、モダンな開発で重要となるポイントについて説明します。特に、クラウドネイティブなアーキテクチャの採用により、スケーラビリティと高可用性を実現した点及び、データ処理と管理を効率化した点についてフォーカスをあてます。最後に、モダンな開発を採用したことで、運用段階においてもシステムの柔軟性や拡張性が維持できている点についても言及します。

登壇者:株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング CTO 高安 厚思

株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング

内容:クラウドネイティブな実行環境が一般的になる中、「クラウド上にアプリケーションをリフト&シフトはしたものの、コンテナ化やモダナイズはまだ着手できていなく、課題を感じている」といった方は多いのではないでしょうか。このセッションでは、モダンアプリケーションやモダナイズ、内製化が組織にとって必要になってきている現状を整理し、具体的な手法や成功事例をご紹介します。

登壇者:クラスメソッド株式会社 モダンアプリケーションコンサルティング部 ソリューションアーキテクト 門別 優多

クラスメソッド株式会社

内容:本セッションでは弊社で担当させて頂いた事例を元に、サーバレスでの開発の具体的なプロセスやメリットを理解することで、皆様⾃⾝にも応⽤できるアイデアやノウハウをお持ち帰り頂けます。LIXIL様では、サーバレスを活⽤してインフラコストを10分の1まで削減するという⼤きな成果を達成しました。北海道テレビ様では、内製の少数チームで数万⼈規模のリアルタイム視聴者に対応できる動画配信サービスの構築が可能になりました。また、製造業のお客様ではセンサーシステムのシビアな制約をクリアするためにサーバレスを採⽤し、24/365⽇の稼働を保証したサービスを構築できました。

登壇者:株式会社Serverless Operations 代表取締役 堀家 隆宏

株式会社Serverless Operations

内容:昨今、システム化に求められる開発スピードを叶えるためには、AWSサーバレスアーキテクチャの実力を引き出すモダンアプリ開発のエコシステムが有効です。本セッションでは、エコシステムを活用して、プロジェクト開始から4か月の短期間で初回リリースを実現した事例をご紹介します。特に情報システム部門とビジネス部門の連携をファシリテートし、デベロッパーが効率的にプロダクト開発に専念できる状態を作り出したプロセスも含めてお伝えします。

登壇者:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 エンタープライズシステム開発事業部 アドバンストテクノロジー第2部 部長代行 神永 雅晃

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

内容:多くのビジネスやサービスがデジタル化されることでアプリケーションのモダナイズが進み、開発・運用をどれだけ効率的に進められるかに注目が集まっています。それに加え、デジタルサービスにおけるシステム障害、サイバー攻撃、自然災害等が発生しても、重要な業務を提供し続ける能力である「オペレーショナルレジリエンス」の重要性も増しています。本セッションではシステムがダウンしても最短で復旧するための「目標復旧時間」にフォーカスし、どのようにシステムダウンタイムを最小化し、より効率的にアプリ開発/運用を行うための手法を解説します。システム運用やシステム障害対応に携わる管理職・経営層の皆様にもわかりやすく、事例をベースにしたベストプラクティスを交えて解説していきますので、ぜひ奮ってご参加ください。

登壇者:PagerDuty株式会社 Manager, Solutions Consulting 山田 索

PagerDuty株式会社

内容:ビジネスにおけるデジタル技術活用の重要度が増していく中、多くの企業が内製化を志向していますが、内製化の実現には、開発組織の構築から、チームの開発を支援する仕組みづくり、開発者の実装スキル向上など、組織、ツール、人材、それぞれの取り組みが必要です。本セッションでは、これから内製開発に取り組む方向けに、AWS パートナーの専門家によるサポートから、生成系AI を活用したコーディング支援まで、内製化に挑戦するお客様を支援する様々なサービスをご紹介しながら、最適な AWS サービスや支援メニューをどのように選択して内製化を進めるべきか、そのポイントやヒントについてご説明いたします。

登壇者:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パートナーアライアンス統括本部 ストラテジック SI 技術本部 シニア パートナー ソリューション アーキテクト 田中 創一郎

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社

開催日時・開催形態

日付: 2023 年 12 月 13 日 ~ 14 日
時間: 11:00 - 16:45 JST
形態: ウェビナー

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※ ご登録を完了すると、各セッション毎に Go To Webinar からお申込み確認メールが送信されます。セッション開始時刻になりましたら、各セッション毎に送信された確認メール内に記載のセッション視聴URLをクリックしてご参加ください。
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