~新しいインスタンスを使ってコスト最適化!~

Amazon EC2 では新しいインスタンスタイプが次々登場しており、最新 CPU を搭載した第7世代インスタンスタイプもアナウンスされています。新しいインスタンスタイプは旧来のものよりコストパフォーマンスで優れることが多く、コスト最適化の選択肢として活用できます。

本セミナーの前半では、EC2 最新インスタンスタイプで搭載されている CPU の特徴についてご紹介いただきます。また、後半では、EC2をご活用いただいているお客様にご登壇いただき、大規模実行・コスト最適化をどのように実現されているかをお話いただきます。この機会にみなさんの EC2 インスタンスタイプや使い方をリフレッシュしてみませんか?

アジェンダ:

時間 セッション
14:00 - 14:15 まずは基本のおさらい!Amazon EC2 の概要とインスタンスタイプの選び方

Amazon EC2 では多様なカスタマーのワークロードに対応するため、様々なサーバースペックを持った「インスタンスタイプ」を提供しています。そのため、ワークロードに適したインスタンスタイプを選択することで、より良いコストパフォーマンスを得るための第一歩になります。そこで本セッションではインスタンスタイプの選び方を中心に、Amazon EC2 の基本をご紹介します。本イベントでは様々な最新インスタンスタイプが登場しますので、まずはその前に基本をおさらいしましょう!

AWS シニアソリューションアーキテクト 宮本 大輔
14:15 - 14:30 Amazon のカスタムシリコン AWS Graviton プロセッサー

昨今、Amazon EC2 などのコンピューティング環境における費用の最適化は、最も優先度の高いトピックとなっています。ここにぜひ活用したいのが AWS Graviton プロセッサです。本セッションでは、AWS が提供する独自のプロセッサである AWS Graviton のイノベーションと従来に比べて最大 40% 向上する費用対効果の価値、そして技術的な詳細をご紹介します。

AWS シニアソリューションアーキテクト 滝口 開資
14:30 - 14:50 AMD 第4世代EPYC CPU (Genoa) 技術概要

SPECintベンチマークでAmazon EC2汎用ファミリー最高性能x86と噂されるCPUのマイクロアーキテクチャーについて解説します。
AMDがついにAVX-512をサポート!?Xeonとの違いは?
通常では知ることのないインスタンスの中身(CPU)についてAMDのエンジニアが解説します。
第4世代AMD EPYCプロセッサーのマイクロアーキテクチャー、最新技術トレンドをベンチマーク結果と共に紹介します。

日本AMD株式会社 ソリューション・アーキテクト 中村 正澄 様
14:50 - 15:10 R7iz インスタンスで登場、第4世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサー

今年 1月、開発コードネーム Sapphire Rapids こと、第 4 世代インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーが発表され、AWS 様からは、すでにこれを搭載した R7iz インスタンスのプレビュー (2023年7月10日現在 ) をご提供いただいております。本セッションでは AI、HPC、データ基盤といった R7iz の対象ワークロードを主に見据え、インテルのテクノロジーの進化をお伝えします。

インテル株式会社 インダストリー事業本部 ソリューション技術統括部 シニア・ソリューション・アーキテクト 軽部 和幸 様
15:10 - 15:25 HPCワークロードを加速するHPC インスタンスと構成パターン

大量のデータを処理したり、多くの変数を使用し物理学や化学の方程式を解いたり、高解像度の CG をレンダリングしたりと、HPCは企業活動のさまざまな場面で活用されています。このセッションでは、HPC ワークロードのためのインスタンス選択と構成パターンについてご紹介します。

AWS ソリューションアーキテクト 小林 広志
15:25 - 15:40 生成系AI の学習向け Amazon EC2 の選択肢

生成系AI の優れた性能は、機械学習モデルの大規模化により達成されています。そうした大規模モデルの学習をコスト効率よく・高速に実行するためには、モデルの特性にあった計算資源の選択が重要です。 本セッションでは、AWSが提供する多様なアクセラレータをサポートするAmazon EC2 インスタンスについて取り上げます。

AWS シニアソリューションアーキテクト 渡辺 啓太
15:40 - 15:55 Amazon EC2 コスト最適化 基礎編

多くのお客様にとって Amazon EC2 の利用料の最適化は最優先事項となっています。最適化を実現する方法はいくつか存在しますが、ここではインスタンスタイプの選び方や購入オプションの選び方など最初におさえておくべき基本的な部分や最適化に役立つ機能についてお話しします。

AWS ソリューションアーキテクト 石神 靖弘
16:00 - 16:15
スタディサプリ/Quipperを支えるデータベースをGravitonへ移行せよ! ところでインスタンスストアの性能は大丈夫? 気になったので検証してみた

スタディサプリの海外版事業ともいえるQuipperは、現在インドネシア/フィリピンにおいて教育系サービスを学校や学生向けに提供しています。
その中核を支えるデータベースはMongoDBを利用しEC2上にて構築されており、サービスの規模拡大を通じてスケールアップを繰り返しており、インフラコストの大きな部分を占めていました。
この度、コスト最適化施策の一貫でGravitonへの移行を計画し、様々なベンチマークや負荷試験を経て無事移行を完遂しました。
本セッションでは、EC2インスタンスストアというやや珍しい機能を使ったインスタンスの移行において、どのように移行プロジェクトを進めたかについてご紹介します。

株式会社リクルート プロダクト統括本部 プロダクト開発統括室 プロダクトディベロップメント室 販促まなび領域プロダクトディベロップメントユニット グローバルSREグループ 田中 京介 様
16:15 - 16:35 新しいインスタンスタイプを活用して賢くコスト削減する方法

現在、弊社では約4500台以上のEC2インスタンスを利用しております。
年々、EC2インスタンスは増加しており、それに比例してAWS費用も増加傾向にあります。
弊社ではこれまでAWS費用を抑制する様々な取り組みを行ってきております。
今回は新しいインスタンスタイプを活用することでAWS費用を簡単に最適化する方法をお話させて頂きます。
新しいインスタンスタイプを利用してみて分かったことや気をつけるべき点などについてご紹介します。

株式会社ゼンリンデータコム 技術統括部 シニアエンジニア 水尾 千寿 様
16:35 - 16:55 ニコンの光学設計におけるAWS ParallelClusterの利用事例

1. はじめに
2. AWS ParallelClusterとは
3. ニコンでのカメラレンズの設計における並列分散処理
4. オンプレミスからAWS ParallelClusterへの移行
5. AWS ParallelClusterの構成とその自動化
6. AWS ParallelClusterのライフサイクル
7. 構成自動化によるインスタンスタイプ変更
8. AWS ParallelClusterの利点
9. クラスターのインスタンスタイプの選択
10. Graviton 3 の優位性
11. インスタンスタイプの違いによる性能差
12. まとめ

株式会社ニコン 光学本部シナジー推進部基盤技術開発課 小野 広起 様
16:55 - 17:00 Q&A / クロージング


スピーカー(登壇順)

AWS
宮本 大輔

AWS
滝口 開資

日本AMD株式会社
中村 正澄 様

インテル株式会社
軽部 和幸 様

AWS
小林 広志

AWS
渡辺 啓太

AWS
石神 靖弘

株式会社リクルート
田中 京介 様

株式会社ゼンリンデータコム
水尾 千寿 様

株式会社ニコン
小野 広起 様



日時 2023 年 7 月 20 日 (木) 14:00 - 17:00 JST
参加費 無料
申込方法 お申し込みフォームに記載 (メールで Webinar アクセス用リンクが送信されます。)
※競合他社様からのお申し込みはお控えください。
※複数名のご参加を予定されている場合でも、お手数ですが 1 名ずつのお申し込みが必要となります。(おひとり様につき1つのメールアドレスが必要となります。)
対象

  • Amazon EC2 の最新インスタンス情報に興味をお持ちの方
  • 現在 AWS を利用中で、最新のCPUへ移行しパフォーマンスとコスト最適化を図ることに興味がある方情報システム部門の方リモートワーク推進担当者の方

(想定テクニカルレベル Level 300

推奨パソコン環境 視聴にあたり、以下の PC 環境をご確認ください。

ブラウザ環境:
Google Chrome (most recent 2 versions)
Mozilla Firefox (most recent 2 versions)

インターネット環境:
Computer: 1 Mbps or better (broadband recommended) 

※セルフチェックが可能となっております。セルフチェックはこちら≫
※携帯からのご視聴は推奨しておりません。


テクニカルレベル:

Level 100
Introductory
AWS サービスの概要に焦点を当てており、参加者は対象のトピックに関する知識が全くない方を対象としています。
Level 200
Intermediate
トピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能の詳細、およびデモを提供することに焦点を当てています。
Level 300
Advanced
対象のトピックの詳細を提供するセッションです。参加者はそのトピックにある程度精通している方が対象です。ただし、同様のソリューションの実装経験がない場合もあります。
Level 400
Expert
トピックに精通しており、既に独自ソリューションを実装している方が対象です。複数のサービス、アーキテクチャによる実装でテクノロジーがどのように機能するかを解説します。

開催日時・開催形態

日付: 2023 年 7 月 20 日 (木)
時間: 14:00 - 17:00 JST
形態: AWS オンライン セミナー
主催: アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
お申込の受付は終了いたしました