令和も早や 4 年。私たちは「CI/CD」をできているのか

DevAx::connect シーズン 3 は「CI/CD」を考えてみたいと思います。現代のアプリケーション開発において、CI/CD は当たり前に行われているプラクティスの 1 つになってきました。ますますの高速化と高い生産性、そして品質やセキュリティの担保が求められている現代のアプリケーション開発において、統合とデプロイの自動化や、テストとその結果の素早いフィードバックの仕組みはアプリケーション開発の生命線とも言えます。一方で、CI/CD を支援するツールも多様化し、また、アプリケーションの実行環境もコンテナやサーバーレス、フロントサイドなど多様化しています。また、インフラストラクチャのコード化が進むとインフラの CI/CD も考えたくなってきます。このシリーズでは、今や当たり前になってきた CI/CD を改めて見つめ直し、様々なシチュエーションにおける CI/CD のプラクティスをデモやディスカッションを通じて考えていきたいと思います。


【DevAx::connect とは】

『DevAx::connect』 とは、AWS がお届けする開発者のための開発者による Web セミナーシリーズです。複数回のセッションを通じて一つのテーマを掘り下げ、実践的な情報の提供や QA などを通じた参加者の皆様とのディスカッションにより理解を深めていくことを目的としています。全ての回に参加するのはもちろん、興味のある回にだけに参加するのも OK です。 期間中、開催は毎週木曜 16:00-18:00を予定します。木曜の夕方はスキルアップのために使ってみませんか?皆さまのお申込みをお待ちしております。


日程 セッション情報 スピーカー
6月 9 日(木)
16:00-18:00
第 1 回

CI/CD なのだからちゃんとテストを書いてみよう
~ 分散環境のためのコンシューマ駆動契約を添えて ~

個々のサービスが独立してデプロイ/リリースを行い、アジリティの高い開発を実現できることがマイクロサービスアーキテクチャが採用される理由の1つです。一方で、多数のサービスが協調して動作するマイクロサービスでは、各サービスを互換性を持って変更/運用していくことが難しくなります。 コンシューマ駆動契約は、サービス の利用者(コンシューマ)と提供者の間で仕様を"契約"として定義し、契約に基づいてテストすることで、サービス間連携の整合性を担保するプラクティスです。このセッションでは、コンシューマ駆動契約の基本的な考え方と、それをCI/CD に組み込んだ際の具体的な動きをデモも交えて解説します。


アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

金森 政雄

6月 16 日(木)
16:00-18:00
第 2 回
Amazon ECS で考える安全なデプロイメント

CI/CD パイプラインの設計において、ロールバックプロセスの検討は最も重要な観点の1つです。アラートをトリガーに運用担当者へメールを送る、いくつかのメトリクスをターゲットにロールバックを判断するアクションをパイプラインに組み込むなど、その方法はさまざまです。本セッションでは、ECS へのデプロイを例に、ロールバックプロセスをどのように設計するのか、CI/CD パイプラインへのロールバックプロセスの導入についてお話します。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

落水 恭介

6月 23 日(木)
16:00-18:00

第 3 回
アプリの次はインフラもCI/CDしよう ― コードによる管理・安全なCI/CDの実現


開発者の皆様、アプリだけでなくインフラもCI/CDしていますか?もちろんいろいろな要因で今はしていないという方も多いでしょう。このセッションでは、そうした要因を一つずつ検証しながらどうすればCI/CDを採用できるのか再考します。またそれを実装する一つの方法として、CDKによるインフラ・アプリのデプロイ、単体テストによるインフラのCI、またCDK Pipelinesによる簡便なCDの方法を紹介します。 その他のトピックとして、インフラCI/CDのハマりどころやその解決方法にも触れます。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

友岡 雅志

Kubernetesで実現するGitOps

近年、Kubernetesのmanifest管理やContinuous Delivery(CD:継続的デリバリー)の手法として、GitOpsと呼ばれる運用手法が注目されています。本セッションでは、GitOpsのメリット、構成方法、開発フローへの導入方法をご紹介します。 Kubernetesを利用されていてmanifestの管理方法や、デプロイの自動化に課題感を持っている方の参考になれば幸いです。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

堀内 保大

6 月 30 日(木)
16:00-18:00
第 4 回 
「CI/CD と組織」


第一部:スペシャルセッション 「チーム開発運用とテスト体制」


第二部:パネルディスカッション「CI/CDの価値をどうやって説明するか」



株式会社ウエディングパーク
システムエンジニア・チーフエンジニア

ヒエイ カザト 氏 (第一部 スピーカー / 第二部 パネリスト)


アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

大村 幸敬 / 落水 恭介 / 金森  政雄 / 杉本 晋吾(第二部 パネリスト)

野村 侑志(司会)

参加費 無料
申込方法 お申し込みフォームに記載 (メールで Webinar アクセス用リンクが送信されます。)
※競合他社様からのお申し込みはお控えください。
※複数名のご参加を予定されている場合でも、お手数ですが 1 名ずつのお申し込みが必要となります。(おひとり様につき1つのメールアドレスが必要となります。)
対象

ソフトウェア開発、アプリケーション開発に携わるエンジニアの方

(レベル:300 (中級))

推奨パソコン環境 視聴にあたり、以下の PC 環境をご確認ください。

ブラウザ環境:
Google Chrome (most recent 2 versions)
Mozilla Firefox (most recent 2 versions)

インターネット環境:
Computer: 1 Mbps or better (broadband recommended) 

※セルフチェックが可能となっております。セルフチェックはこちら≫
※携帯からのご視聴は推奨しておりません。


テクニカルレベル:

Level 100
Introductory
AWS サービスの概要に焦点を当てており、参加者は対象のトピックに関する知識が全くない方を対象としています。
Level 200
Intermediate
トピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能の詳細、およびデモを提供することに焦点を当てています。
Level 300
Advanced
対象のトピックの詳細を提供するセッションです。参加者はそのトピックにある程度精通している方が対象です。ただし、同様のソリューションの実装経験がない場合もあります。
Level 400
Expert
トピックに精通しており、既に独自ソリューションを実装している方が対象です。複数のサービス、アーキテクチャによる実装でテクノロジーがどのように機能するかを解説します。