令和も早や 4 年。私たちは「CI/CD」をできているのか

DevAx::connect シーズン 3 は「CI/CD」を考えてみたいと思います。現代のアプリケーション開発において、CI/CD は当たり前に行われているプラクティスの 1 つになってきました。ますますの高速化と高い生産性、そして品質やセキュリティの担保が求められている現代のアプリケーション開発において、統合とデプロイの自動化や、テストとその結果の素早いフィードバックの仕組みはアプリケーション開発の生命線とも言えます。一方で、CI/CD を支援するツールも多様化し、また、アプリケーションの実行環境もコンテナやサーバーレス、フロントサイドなど多様化しています。また、インフラストラクチャのコード化が進むとインフラの CI/CD も考えたくなってきます。このシリーズでは、今や当たり前になってきた CI/CD を改めて見つめ直し、様々なシチュエーションにおける CI/CD のプラクティスをデモやディスカッションを通じて考えていきたいと思います。


【DevAx::connect とは】

『DevAx::connect』 とは、AWS がお届けする開発者のための開発者による Web セミナーシリーズです。複数回のセッションを通じて一つのテーマを掘り下げ、実践的な情報の提供や QA などを通じた参加者の皆様とのディスカッションにより理解を深めていくことを目的としています。全ての回に参加するのはもちろん、興味のある回にだけに参加するのも OK です。 期間中、開催は毎週木曜 16:00-18:00を予定します。木曜の夕方はスキルアップのために使ってみませんか?皆さまのお申込みをお待ちしております。


日程 セッション情報 スピーカー
4 月 7 日(木)
16:00-18:00
第 1 回
雰囲気でモダン開発手法の実践をしている人のための CI/CD 再入門

CI/CD は組織で使っているけれど、なぜ CI/CD を使わないといけないかや具体的にどんないいことがあるのかが曖昧になっていませんか?本セッションでは、歴史的な背景やどのような意図で CI/CD を行うべきなのかという根本的な部分を見直すことによって、自分の開発環境の全体像を理解したり見直したりするきっかけにしていただくことを目的にしています。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

野村 侑志

4 月 14 日(木)
16:00-18:00
第 2 回
適材適所で選ぶ CI/CD パイプライン構築サービス&ツール

AWS の CI/CD パイプラインサービスというと、 まずは CodePipeline を思い浮かべられる方が多いのではないでしょうか?現在、AWS には CDK Pipeline, AWS Copilot, AWS SAM Pipeline などのパイプライン構築に活用できるツールや、AWS Amplify Console, AWS Proton など CI/CD パイプラインが組み込まれたサービスがあります。また、3rd Party のサービス、ツールをご利用いただくこともできます。このセッションではCI/CD に関する多彩なサービス、ツールをどのような場面で活用するのかについてお話しします。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
シニア ソリューション アーキテクト

松本 雅博

複雑化する DevOps を可視化しよう 〜 CI / CD を整えてからの次の一歩〜

コード管理、ビルド、テスト、デプロイそしてそれらを繋ぐパイプライン。現代の開発スタイルはこれらの CI / CD ツール群によってシームレスに連携されています。これらのツール群は数も多く、AWSが提供しているものもあれば様々なサードパーティー製ツールやSaaSなどが存在しますが、そうなると各ツールのモニタリングはそれぞれのツールで完結してしまいます。しかしチームやプロジェクトを推進する人々の観点だと、それぞれのツールに留まったメトリクスのみを見たいわけではなく、開発・運用自体を可視化して把握したいのではないでしょうか。本セッションはこういった課題を炙り出し、そして解決するための手法を考察します。そして解決手法のひとつである AWS ソリューションの AWS DevOps Monitoring Dashboard を紹介し実際に動かすまでを実践します。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

光吉 隆雄

4 月 21 日(木)
16:00-18:00
第 3 回
トランクベース開発で信頼できる CI を実践する

CI、継続的インテグレーションのベースとなるトランクベース開発、実践できているでしょうか? メインブランチに継続的にコードをインテグレーションするというこの技術、信頼できる CI のためには必要不可欠ですが、実践しようとすると二の足を踏む、との声も多く聞かれます。 このセッションでは、コンテナ技術と CI/CD を題材に、トランクベース開発を阻むブロッカーとその解消手段について掘り下げてみます。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
ソリューション アーキテクト

林 政利

4 月 28 日(木)
16:00-18:00
第 4 回
スペシャルセッション
その \よーいドン!/ デプロイが、あなたのサービスの信頼性を損ねている」

本セッションのスピーカーであるトリは、最近 AWS からカミナシ社に転職してリアル運用ワークロード on AWS を持つ立場になったソフトウェアエンジニアです. 本セッションは、昨年(たぶん)大絶賛を受けた CI/CD Conference 2021 でのセッション「永続複数ブランチ運用は『単一のコードベース』と言えるのか」(資料)をベースに、カミナシ社のリアルワークロードの例も踏まえつつ 2022 年のビッグアップデート版としてお届けする予定です.

本セッションの具体的な内容については後日更新予定です.

Tori Hara (@toricls)

Software Engineer,

Kaminashi

日時

第 1 回 (Day1) : 2022 年 4 月   7 日(木)16:00 〜 18:00
第 2 回 (Day2) : 2022 年 4 月 14 日(木)16:00 〜 18:00
第 3 回 (Day3) : 2022 年 4 月 21 日(木)16:00 〜 18:00
第 4 回 (Day4) : 2022 年 4 月 28 日(木)16:00 〜 18:00

参加費 無料
申込方法 お申し込みフォームに記載 (メールで Webinar アクセス用リンクが送信されます。)
※競合他社様からのお申し込みはお控えください。
※複数名のご参加を予定されている場合でも、お手数ですが 1 名ずつのお申し込みが必要となります。(おひとり様につき1つのメールアドレスが必要となります。)
対象

システムを検討、提案される営業・コンサルタント・システムエンジニアの方
(想定テクニカルレベル Level 200 - 300)

推奨パソコン環境 視聴にあたり、以下の PC 環境をご確認ください。

ブラウザ環境:
Google Chrome (most recent 2 versions)
Mozilla Firefox (most recent 2 versions)

インターネット環境:
Computer: 1 Mbps or better (broadband recommended) 

※セルフチェックが可能となっております。セルフチェックはこちら≫
※携帯からのご視聴は推奨しておりません。


テクニカルレベル:

Level 100
Introductory
AWS サービスの概要に焦点を当てており、参加者は対象のトピックに関する知識が全くない方を対象としています。
Level 200
Intermediate
トピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能の詳細、およびデモを提供することに焦点を当てています。
Level 300
Advanced
対象のトピックの詳細を提供するセッションです。参加者はそのトピックにある程度精通している方が対象です。ただし、同様のソリューションの実装経験がない場合もあります。
Level 400
Expert
トピックに精通しており、既に独自ソリューションを実装している方が対象です。複数のサービス、アーキテクチャによる実装でテクノロジーがどのように機能するかを解説します。