組織や人材、ガバナンスなど非技術的な領域の課題と対策

デジタルトランスフォーメーション(DX )の推進に向け、クラウドの積極的な活用はもはや欠かせません。新たな価値を生み出すための新規システムを立ち上げるほか、長年オンプレミスで運用してきた大規模システムのクラウドマイグレーションに挑むケースも増えています。しかしながら、大規模なクラウド移行では想定外の課題に遭遇するケースも多く、技術的な課題は30%程度で、残りの70%をビジネスや人材、ガバナンスなど非技術的な領域の課題が占めています。

本セミナーでは、クラウドマイグレーションの非技術領域の課題とその対策を解説し、それによりどのような効果が期待できるか、事例を交えてご紹介いたします。


アジェンダ:

時間 セッション
14:00 - 14:05 オープニング

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 マイグレーション&モダナイゼーション事業開発本部
マイグレーションスペシャリスト 富松 卓郎
14:05 - 14:35 クラウドジャーニーを支える組織(CCoE)の、ビジネスに貢献する本質的な行動特性とは

近年、クラウドを活かしビジネスの進化を追求するチーム、すなわちクラウド活用推進組織(Cloud Centre of Excellence; CCoE)を立ち上げる企業が珍しいものではなくなりました。一方で、CCoEの貢献領域は各社それぞれで多様性に満ちており、互いの業務内容の比較や好適事例の転用に難しさがあります。本セッションでは、先行事例から代表的な貢献領域を示すとともに、それらに共通するCCoEの本質な行動特性をご紹介します。なぜ、何のためにCCoEはそこにあるのか。これから立ち上げる方はもちろん、すでに活動中の方にも、その活動目的の洗練化に寄与いたします。

#AWSJapan #CloudJourney #CCoE #CSM

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 カスタマーソリューションマネージメント統括本部カスタマーソリューションズマネージャー(CSM) 山泉 亘
14:35 - 15:05 内製化に向けた人材育成に関する市場動向と成功のポイント

マイグレーションをきっかけに内製化に舵を切る企業が増えています。もちろん一足飛びに完全な内製化は難しいですが、段階的な内製化を進める中で「どのように自社のエンジニアを育成していくか」は重要なテーマです。本セッションでは、いくつかの事例を元に人材育成に関する成功のポイントについてご紹介します。

#内製化 #人材育成

アマゾンウェブサービスジャパン合同会社トレーニンサービス本部 事業開発部長 冨田賢
15:05 - 15:10 休憩
15:10 - 15:40 組織の壁を越え、迅速な意思決定を行う働き方を経験しながらクラウドジャーニーを加速するExperience-Based Acceleration(ワークショップ)のご紹介

クラウドマイグレーションの非技術的領域の最後の壁は、様々な組織のステークホルダーの意見や優先度を集約し、プロジェクトのガバナンスを確立すること、および、マイグレーションプロジェクトがビジネスに貢献することを証明することです。現在稼働しているシステムをクラウドに移行もしくはモダナイズするにあたり、従来のIT部門の組織構成や仕事の進め方では、計画や設計に長い時間が必要になることが多くなっています。AWSでは、この課題を解決するために、マイグレーションに関係するお客様ステークホルダーが、全員で共通のビジネス成果に向かって短期間で共同作業するアジャイルな働き方を経験していただくワークショップ(方法論)を開発しました。この結果、お客様チームが小さな成果を繰り返し出し続ける働き方の経験を身につけていただくことにより、マイグレーションを加速していただけることを実現しています。このセッションではその背景になったAmazonの経験やワークショップの準備と開催の方法および事例をご紹介します。

#AWSJapan #Agile #Experience-BasedAcceleration #EBA #Migration #Modernization

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 マイグレーション&モダナイゼーション事業開発本部シニア事業開発マネージャー 米田 英央
15:40 - 16:10 “モノ×コト”の実現へ向けたパイオニアのエンジニア組織戦略

パイオニアは、モノ作りの強さを活かしつつ、モビリティデータを活用したソリューションサービス企業への変革を進めています。 老舗エンタープライズ企業の“モノ×コト“の実現へ向けたエンジニア組織戦略とモダナイゼーションの取組みについて、アマゾン ウェブ サービス(AWS)のExperience-Based Acceleration(EBA)の事例を交えてご紹介します。

パイオニア株式会社 SaaSテクノロジーセンター SaaSテクノロジー統括グループ 統括部長 磯野 仁 様
16:10 - 16:40 脱炭素社会のクラウド移行トータル支援プログラム - ITトランスフォーメーションパッケージ2.0

2021年にリリースした、AWSへの大規模なシステムの移行をサポートする「AWS ITトランスフォーメーションパッケージ(ITX)」を、お客様からの声を元に強化・拡大し、新たに「AWS ITトランスフォーメンションパッケージ2.0(ITX2.0)」としてリリースしました。本セッションでは、ITXパッケージの強化・拡大に至った背景、ならびに、お客様の脱炭素への取り組みに寄与し、クラウドのコア人材育成を支援する新施策についてご説明いたします。

#クラウド移行 #マイグレーション #ITX2.0 #脱炭素

アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 マイグレーション&モダナイゼーション事業開発本部シニアマイグレーションスペシャリスト 足立 慎也


Presenters

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パイオニア株式会社
SaaSテクノロジーセンター SaaSテクノロジー統括グループ 統括部長
磯野 仁 様

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AWS
マイグレーション&モダナイゼーション事業開発本部 マイグレーションスペシャリスト
富松 卓郎

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AWS
カスタマーソリューションマネージメント統括本部カスタマーソリューションズマネージャー(CSM)
山泉 亘

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AWS
トレーニンサービス本部 事業開発部長
冨田 賢

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AWS
マイグレーション&モダナイゼーション事業開発本部シニア事業開発マネージャー
米田 英央

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AWS
マイグレーション&モダナイゼーション事業開発本部シニアマイグレーションスペシャリスト
足立 慎也

日時 2022 年 7 月 28 日(木) 開演:14:00 〜 17:00
参加費 無料
申込方法 お申し込みフォームに記載 (メールで Webinar アクセス用リンクが送信されます。)
※競合他社様からのお申し込みはお控えください。
※複数名のご参加を予定されている場合でも、お手数ですが 1 名ずつのお申し込みが必要となります。(おひとり様につき1つのメールアドレスが必要となります。)
対象

社内システムのクラウド移行をご検討の全てのお客様
(想定テクニカルレベル Level 100)


推奨パソコン環境 視聴にあたり、以下の PC 環境をご確認ください。

ブラウザ環境:
Google Chrome (most recent 2 versions)
Mozilla Firefox (most recent 2 versions)

インターネット環境:
Computer: 1 Mbps or better (broadband recommended) 

※セルフチェックが可能となっております。セルフチェックはこちら≫
※携帯からのご視聴は推奨しておりません。


テクニカルレベル:

Level 100
Introductory
AWS サービスの概要に焦点を当てており、参加者は対象のトピックに関する知識が全くない方を対象としています。
Level 200
Intermediate
トピックの入門知識を持っていることを前提に、ベストプラクティス、サービス機能の詳細、およびデモを提供することに焦点を当てています。
Level 300
Advanced
対象のトピックの詳細を提供するセッションです。参加者はそのトピックにある程度精通している方が対象です。ただし、同様のソリューションの実装経験がない場合もあります。
Level 400
Expert
トピックに精通しており、既に独自ソリューションを実装している方が対象です。複数のサービス、アーキテクチャによる実装でテクノロジーがどのように機能するかを解説します。

ウェビナー開催日時

日付: 2022 年 7 月 28 日(木)
時間: 14:00 – 17:00
会場:  オンライン開催
参加費: 無料
主催: アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社