内容：VUCAと呼ばれる環境変化が激しい時代において、製品市場投入の早期化、生産効率の改善、サプライチェーンのレジリエンス向上、モノ売りからコト売りへの変革など、製造業はこれまでに経験してこなかった様々なチャレンジに直面しています。本セッションでは、エンジニアリング・設計領域、スマートファクトリー領域、スマートプロダクト・SaaS領域、サプライチェーン領域、サステイナビリティ領域など、製造業のみなさまが直面するビジネス課題領域毎に、DXを実現するAWS サービス／ソリューションとその成功例について、具体的なお客様事例を交えてご紹介致します。

登壇者：アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 自動車・製造業 事業開発 川又 俊一、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 自動車・製造業 事業開発 舛重 国規、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 自動車・製造業 事業開発　和田 健太郎

内容：製品性能を確実に担保し、製品開発を加速する上で、MBSE/MBDシミュレーションプラットフォーム、および複合領域最適化のためのクラウドHPCを利用した大規模なシミュレーション実行が非常に注目されています。本セッションではお客様の製品開発プロセスにおいて、トレーサビリティを担保し、すべてのデータを一元管理できる Ansys Connect ソリューション、さらに AWS Cloud HPC 環境を使って大規模モデル、コンカレントジョブ実行のための Ansys Cloud ソリューションを具体的なお客様事例を交えながらご説明します。

登壇者：アンシス・ジャパン株式会社 New & Emerging TechnologyCloud & Platform アジアパシフィックリージョナルセールスマネージャー岩本康栄

内容：ダイキン工業株式会社様が提供する、顧客環境に設置されたセンサーからデータを収集、機器の操作等を管理できるクラウド型空調コントロールサービス『DK-CONNECT』。サーバーワークスはダイキン工業株式会社様のDX戦略における伴走者（シェルパ）として、AWS導入実績から要件定義／設計などをサポートし、継続的にデプロイできる仕組みづくりの検討・実装を行いました。本セッションでは、ダイキン工業株式会社様の業務用空調機の付加価値を高める新機能の開発サイクルを大幅に短縮した事例を中心にDX戦略におけるCI/CD開発の重要性についてお話いたします。

登壇者：株式会社サーバーワークス 取締役 羽柴 孝

内容：製造業におけるクラウド活用の必要性が益々高まる中、システム障害時の対応や対策の必要性もより大きくなっています。本セッションでは、PagerDuty on AWS を利用することで、どのようにしてシステム障害（インシデント）を検知・修正・予防できるのか、国内のユーザー事例を含め、詳しくご説明いたします。

登壇者：PagerDuty株式会社 Senior Solutions Consultant 山田 索

内容：ENEOS株式会社は、AWSとIoTを組み合わせたアーキテクチャを活用した研究開発向けエネルギーマネジメントシステム（hammock®）を開発し、現在も拡張・展開を進めています。これは、脱炭素社会の実現に向けて、太陽光発電装置、蓄電池、水素製造装置、EV充電器等の設備をクラウドに連携し一元的にデータ監視・予測・制御するシステムです。 本セッションでは、hammock®をどのように設計・構築したのか、AWSアーキテクチャ設計のポイントや、複数ベンダーによるアジャイル開発の進め方について、プロダクトオーナーが紹介します。また、研究所だからこそできる最新技術の採用やその評価の進め方について、獲得したノウハウを水平展開して他の開発プロジェクトを大幅に加速した例などを交えて説明します。セッション後半では、内製化開発のポイントや、BeeXの内製化支援の取り組みついて対談形式でお伝えいたします。

登壇者：ENEOS 株式会社 中央技術研究所 デジタル研究所 データサイエンスグループ 兼 VPP事業部 VPPシステムグループ チーフスタッフ 原田 耕佑 氏
株式会社BeeX インテリジェントエンタープライズ本部技術顧問室 室長 大友 佑介

内容：混沌とする市場環境で収益性の悪化や生産性低下など多くの企業が苦戦する中、デジタルを活用し持続可能な企業変革を着実に進めている製造業が増えています。本セッションでは、いかにして変動する需要予測の正確性を高め、現場の生産スケジュールに結び付けているのか、また、食材の歩留まり率向上とフードロスを減らし、おいしい商品をお届けすることで持続可能な事業への変革と高付加価値による顧客体験の向上で競争力強化を実現しているのか、国内外の老舗食品・飲料業の最新クラウドERP・AI活用事例を交えながら、企業変革とDX成功に向けた段階的アプローチとポイントについてご紹介します。

登壇者:インフォアジャパン株式会社 マーケティング本部 ディレクター 内野 彰

内容：クラウド活用のメリットの一つに、初期投資が不要でPoC開始の敷居を低くすることができるということが挙げられます。当社で担当させて頂いた電力会社様では、発電設備の保全において業務面/技術面で課題をお持ちでした。そこで、Amazon SageMaker CanvasとAWS Glue DataBrewを活用し、スモールスタートの形で諸課題を解決できそうかどうかのパイロット開発を実施しました。これらの対応について、事例を交えてご紹介いたします。

登壇者:伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 新事業創出・DX推進グループ DXビジネス推進事業部 AIビジネス部 山近 和樹

内容：デジタル変革を進める上で、業務上の様々なデータのデジタル化と、業務をまたいだデータの利用性、また新しい取り組みを素早く効率的に立ち上げ、改善していくための仕組みが必要です。クラウドの活用により、製造業におけるデータの収集・統合・活用の取り組みを加速することができます。本セッションでは、製造の各業務領域における課題と、そうした課題解決に必要な技術ソリューションの特性がどのようなものなのかを共有します。また、AWSが製造業向けに提供するサービスについても併せてご紹介します。

登壇者:アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 エンタープライズ技術本部 製造グループ ソリューションアーキテクト 塚井 知之

内容：リアルとデジタルを横断する統一された顧客体験、顧客体験を最大化するスマートプロダクト開発、海外事業を加速させるエンジニアリングチェーンとサプライチェーン標準化とグローバル経営など、製造ビジネスを変革する動きが活発になり、これらの変革に成功する企業が増えている一方で、その変革に苦戦する企業も少なくありません。本セッションでは、データドリブンな製造業DXに取り組んでいる国内外の先進事例を読み解きながら、その成功に共通するデータとビジネスの関係性、データをビジネスに最適化するためのソリューションについて解説いたします。

登壇者:部署：インフォマティカ・ジャパン株式会社 セールスコンサルティング本部 CoE ソリューションアーキテクト & エバンジェリスト 森本 卓也

内容：工場や設備のデータをクラウドに送信する場合、CSVでのファイル送信やMQTTなどの従来からある方法ではなく、AWSサービスを活用することで、より簡単にノーコードでクラウドに連携させ、データの蓄積や分析をすることが可能になります。本セッションでは、AWS IoT SiteWise や AWS IoT Core for LoRaWAN なども活用して、工場や設備のデータを素早くクラウドに送信、可視化・分析を行って開発プロセスを改善する方法について、実際の成功事例を交えながらご説明いたします。

登壇者:アクロクエストテクノロジー株式会社 プロセス＆マネジメント・ディヴィジョン シニアテクニカルアーキテクト 鈴木 貴典

内容：製造現場には、基幹システムからIoTなどのセンサー、さらには日報など、アナログなテキストまで、多岐にわたるデータが存在します。 現場の作業効率を向上するには、こうしたデータを収集し、誰でもわかるように可視化・共有することが必要です。本セッションでは、業務アプリのようなデータ入力・更新機能を持ち、ダッシュボード上でのデータの可視化を通して現場のネクストアクションを伝えられるBIツール「MotionBoard」とAWS IoT CoreやAmazon Kinesis連携で得られる効果を、実際の製造現場シナリオを基にデモを交えてご紹介いたします。

登壇者:ウイングアーク１ｓｔ株式会社 Data Empowerment事業部 ビジネスディベロップメント室 小林 大悟

内容：出荷管理や棚卸作業の効率化を目指し、AWS サービスの導入を決定し、業務改善に成功した株式会社竹内製作所様の事例をもとに、それを実現するサーバレスアーキテクチャや継続的インテグレーションシステム開発における工夫ポイントなど、システム導入前・導入後における課題をどのように克服したのかを解説します。

登壇者:株式会社システムサポート ソリューションサービス事業部　エンジニア 北井 智之
株式会社システムサポート ソリューションサービス事業部 エンジニア 古城 道崇

内容：自動車部品のグローバルサプライヤーで、長く自動車産業の普及を支えるとともに、安全・品質・持続可能な社会への貢献に努める株式会社アイシンは、どこよりも早くAI・IoTの実用化に取り組まれてきました。製品品質の傾向監視や不具合未然防止システム、画像検査プラットフォーム、組立工程における作業動作分析など、これまで対応困難であった業務課題を解決に導くべく、ブレインズテクノロジーの「Impulse」を共に鍛え上げ、現在も拡張・展開を進めています。 本セッションでは、株式会社アイシンとの取り組みを振り返るとともに、最新技術の評価・取り入れ方、最短でクラウド・AIを実用化するためのコツ、AWSを組み合わせたアーキテクチャ設計のポイントをお伝えします。

登壇者：株式会社アイシン 生産革新推進部 計測技術開発室 室長 佐藤 雅則
ブレインズテクノロジー株式会社 取締役/技術責任者 中澤 宣貴