様々な業界や既存ビジネスにおいて、企業内に散在するデータを効率的に集約・統合・分析することが競争力の源泉となりつつある昨今、多くの企業や組織がデータ活用を効率的に実行できる分析基盤の構築に取り組んでいます。しかしながら、データ活用を実際のビジネスや現場レベルで使えるようにするには、プロジェクトやPoC をスタートする段階で、自社で運用するためのスキルやリソースを検討・準備する必要があり、いわゆる「PoC の壁」に突き当たるケースも少なくありません。これらのリスクを回避するためにも、AWSのサービスを熟知し、データと分析(アナリティクス)に知見を持つAWS パートナーと伴走し、共同で課題解決に取り組みながら内製化を進めていくことが、データ活用のビジネス実装の成功の鍵となります。
本イベントでは、データ&アナリティクスに高い専門性を持つAWS パートナーが、データ&アナリティクステクノロジーを活用してどのようにお客様のビジネス上の課題を解決できるのか、さらにはデジタル変革を加速しているかについて、具体的な実装例や成功例をベースに詳しく解説させていただきます。お客様のクラウドコンピューティングへの取り組みとDX推進をさらに加速させる専門的なソリューション分野で信頼できるAWSパートナーの知見や実績をぜひ体験ください。
各セッションの詳細は、下記セッション欄の「+」をクリックするとご覧いただけます。
セッション概要
9月28日(水)12:00~12:50【基調講演】 1. データ&アナリティクスの新たな潮流 〜デジタル変革を加速する AWS サービス と最新事例〜 アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社
内容: データに基づいた経営やデジタル変革の実現に向け、今多くの企業で、組織横断でのデータ共有による顧客体験や生産性の向上、リアルタイムデータを使った意思決定の迅速化や自動化など、クラウドを使ったデータ活用が注目されています。本セッションでは、デジタル変革を支えるAWSサービスとその最新事例をご紹介しながら、AWS パートナーとの連携によって、どのようなビジネス成果を生み出すことができるのか、最新事例をもとにデータ活用の新たな潮流についてご説明いたします。
登壇者: アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 ISV パートナー本部 シニアパートナーソリューションアーキテクト 吉田 成利 アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 パートナーアライアンス統括本部 Data & Analytics パートナーソリューションアーキテクト 大谷内 康夫
9月28日(水)13:00~13:40 2. オリックス野球クラブ様の事例に学ぶ 試合に勝つためのデータ分析 クラスメソッド株式会社
内容: ビジネスに関わる方々はデータ分析に関して、「施策の効果を可視化したい」「データに基づくビジネス判断をしたい」などの課題をお持ちではないでしょうか。本セッションでは、AWSパートナーとして数多くの導入実績をもつクラスメソッドが、オリックス野球クラブ様の事例から、データ分析の課題とその解決によってどのようにオリックス・バファローズの戦術に生かしていったのかをご紹介しながら、これからのビジネス判断に不可欠なデータ分析の課題や知っておくべき基礎知識について解説いたします。
登壇者: クラスメソッド株式会社 データアナリティクス事業本部 プリセールスアーキテクト 甲木 洋介
9月28日(水)13:50~14:30 3. Amazon QuickSight でデータドリブン経営を成功させる4つのポイントとは 株式会社アイディーエス
内容: 昨今、属人的なデータから一貫した正確なデータでデータ活用、分析、可視化を行いたいというニーズが増えてきております。そんな中、立ち上げたデータ活用プロジェクトが、目的が不明確であったり、プロジェクトに割く十分なリソースがなかったり、うまく進められずに途中で頓挫してしまうケースも多くあります。本セッションでは、データ活用、分析をご検討されている方向けに、BIツールとしてAmazon QuickSightを導入し、運用後も効果を発揮し、データドリブンな文化を醸成するために事前にどのようなポイントを検討する必要があるのか、初期構築後も効果的なデータ活用、分析を行っていくために必要なポイントを事例を交えてお伝えいたします。
登壇者: 株式会社アイディーエス サニービュー事業部 事業部長 小寺 加奈子
9月28日(水)14:40~15:20 4. DX推進部門のデータ活用事例に学ぶ、小さく始めて、活用しながら育てるデータ分析基盤 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
内容: 本セッションでは、クラウドネイティブサービスを徹底的に使いこなし、先進技術を素早く取り込むことで、外部・内部のビジネス環境変化に対し、スピード感をもって、かつ成果創出に専念できる環境を構築したいお客様に向けて、NTTデータが提供している「TDF-AM(Trusted Data FoundationⓇ Analytics Managed Service )」をご紹介させていただきます。データ分析・活用の成熟度に合わせて、小さく始めて、活用しながら育てていくデータ分析基盤によって、どのようなデジタル変革を企業や組織にもらたし、ビジネス成果を創出できるのか、実際のお客様ユースケースを基にご説明させていただきます。
登壇者: 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ Data & Intelligence事業部 課長代理 柏原 豊
9月28日(水)15:30~16:10 5.Amazon Redshiftでセキュアなリアルタイム分析基盤を簡単運用 株式会社インサイトテクノロジー
内容: コロナ禍に伴って多くの企業で採用されているリモートワーク。しかし、データを効率的に扱った分析業務を実行するためには、従来のアクセス制限だけでは担保できないセキュリティ要件を満たす必要がある。情報データベースのセキュリティに対する要求がますます高まる中、どのようにしてセキュア、かつリアルタイムに効率良くデータ活用を推進できるのか。本セッションでは、リモートワーク環境で効率的にデータを扱った分析業務を実行するために必要なセキュアな分析基盤をAmazon Redshift上に構築するポイントについて、マスキングや統合ツールを活用した実例をもとに詳しく解説いたします。
登壇者: 株式会社インサイトテクノロジー 取締役 CPO 石川 雅也
9月28日(水)16:20~17:00 6. データドリブン経営に向けたSAPデータ活用 株式会社BeeX
内容: 本セッションでは、AWS パートナーでSAPのテクニカルコンサルティングスペシャリストであるBeeXが、データドリブン経営の実現に向けた基幹業務システム「SAP S/4HANA」データの活用例として、AWS データ&アナリティクスサービスを利用したSAP会計データ分析の実装モデルをご紹介いたします。 従来から存在するSAPデータ活用の仕組み「SAP BW」の実装如何によっては、データ鮮度やレスポンス、運用の観点で陥りやすい例を挙げ、同様なシステム課題への対応や今後SAPデータの活用基盤構築を検討されているお客様にとってお役に立つ内容です。
登壇者: 株式会社BeeX 代表取締役社長 広木 太様 株式会社BeeX エンタープライズアプリケーション本部 マネージャー 橋口 大